第1回横須賀市少年少女囲碁大会アンケート
----結果と考察----

2003/4/4 横須賀囲碁連盟

第1回横須賀市少年少女囲碁大会は、2003年3月29日(土)、ヴェルクよこすかで行われました。応募者68名、参加者60名、アンケート回答者50名でした。アンケートは、1年生もいることから、父母と相談して記入してもいいことにしました。以下に、結果と考察を記しますが、独断偏見も含まれていると思いますので、お気軽にコメントなどいただけましたら幸いです。

なお、本アンケートにつきましては自由に転写していただいて結構です。また、そのことをご一報(自由です)いただければ、さらに嬉しいです。

アンケート項目
1.何年生ですか
2.大会に参加してよかったですか
3.対戦結果をどう思いますか
4.お友達との対戦して何を感じましたか
5.今後も囲碁を続けたいですか
6.次回も大会があったら参加しますか
7.大会は年に何回あったらいいですか
8.大会を開くとすればいつがいいですか
9.参加費はいくらがいいですか
10.大会の運営よかったですか
11.フリー・アンサー

アンケート結果と考察
1.何年生ですか


考察)小学生の参加が多く中学生が圧倒的に少なかったのは、「ヒカルの碁」の漫画は大好きだけど中学生から始めるのは遅いと思っているからか、そうだとすれば中学生から始めても遅くはない。

2.大会に参加してよかったですか

考察)良かったが圧倒的に多いので、アンケートのとり方に問題があったと心配になったほどです。大会参加する子ども達は碁への取り組む意欲が高いからと思われます。

3.あなたの対戦結果をどう思いますか複数回答

考察)挑戦したい気持ちが伝わってくるのがすばらしい。特に、「注意すればもっと勝てた」の気持ちは、囲碁を通して全ての面で注意位力が向上することにつながればいいと思います。

4.お友達と対戦して何を感じましたか複数回答

考察)ライバルとして、いいお友達ができる期待が持てます。特に、心打たれるのは相手に「がんばってね」、「負けても友達でいられる」と相手を思いやる気持ちがあるのは好感が持てます。

5.今後も囲碁を続けたいですか

考察)2.の参加意欲との相関で、今後も囲碁を続けてくれそうなのは嬉しいです。

6.次回も大会があったら参加しますか

考察)2.、5.より、参加するが多いのはうなずけます。年内に、次回の大会準備を考えないといけないようです。

7.大会は年に何回あったらいいですか

考察)多ければ多いほどいいという傾向は意欲が感じられてスゴイと思います。会場確保の問題など、いろいろ制約はありますが、第2回大会の準備が必要のようです。

8.大会をひらくとすればいつがいいですか複数回答

考察)冬休みが多いのが以外でした。家族旅行、他の習い事などと重ならないときがいいようです。

9.参加費はいくらがいいですか

考察)会場費などかかりますから最低500円が妥当のようです。囲碁愛好家などの寄付などの貢献をもっと期待したいと思います。

10.大会の運営はよかったですか

考察)大会当日は、成績集計に手間取ったり不行き届きが多かったのですが、好意的に見ていただいているようです。

11.フリー・アンサー(何でも書いてください)
他の学校の友達ができて楽しかった。また一緒にやりたい。
知らない人とも打ててよかった。
いろいろな人とやれてよかった
色々な人と打ててよかった
ドキドキしたけど楽しかった。
強い人に勝ったからよかった。
・全勝した
ぎりぎりに勝ててよかった。
生きるところをちゃんと打たなくて負けたことが悲しかったです。
・もっと練習しておけばよかった
中学の場合だと他の人が強すぎた。

・段級位戦が互先だったのがよかったと思いました。5級6級の子が強くて見ごたえがありました。
・最後の対局のとき、25級対21級だったのがいやでした。
・人数が少なくても団体戦(別の学校と合同)に出たい。
コミは6目半がいい
・まだルールがよくわからず、特に始めるときどちらが黒で打つか、何目先に置いておくのかがよく分からないまま始めていたので最初だけでも先生がついて置石を指示してほしかったです
対戦表にあらかじめ相手が書いてあればよかった。

・いろんなことを含めてよかった

・大会を開いてくれてありがとう。楽しかった。また来年やってください
・大会に出ると決めてからそれが子供にとってはげみ、目標になったようです。役員の皆様ありがとうございました。ご苦労様でした。第2回を楽しみにしております。


考察)知らないお友達との対局、勝負を争う対局と、若干の緊張感と碁の面白さの中で、日ごろの努力、集中力・注意力などの成果が目に見えて把握できたことと思います。改善点などご指摘いただいていますので反映して行きたいと思います。

考察のまとめ
アンケートへのご協力ありがとうございました。

今回の大会開催は、市役所の社会課の方々をはじめ、多くの方にご心配いただいて実現できました。初めての大会で、認知度からしても何人参加してもらえるか心配だったのですが、父母の方々にも助けら、会場いっぱいに子ども達が集まり、関係者の皆さんに心から感謝いたします。

大会の特色を出すためにも、来賓として、佐藤平八防衛大名誉教授、澤田神奈川県小学校囲碁連盟理事長に参加いただいて、囲碁をとりまく大きな見方について語っていただきました。日本棋院からは、武宮正樹九段の署名入り認定書を無料で送っていただきました。また、賞品として、市内の囲碁愛好家からいろいろなグッズを提供していただき、さらに、寄付金をいただきました。これらの皆様の貢献があって、子ども達から、アンケートにみられるようによい評価が得られたように思います。

一方、日本棋院、神奈川新聞、神奈川小/中学校囲碁連盟、横須賀市教育委員会の「後援」をいただけたことは、この大会の信頼度の向上に大きく貢献していると思います。ここに、これらの組織の方々にお礼申し上げます。

最後に、横須賀囲碁連盟は子ども達の評価に答えて、次回大会を準備しなければならないように思います。関係者の皆様に重ねてお礼申し上げますとともに、こんごともよろしくご協力ご鞭撻のほどお願いいたします。

本アンケートに関するご意見などありましたらご自由にお寄せください。